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さも観たかのような映画レビュー
巷のレビューサイトを要約&集計。集計したレビューを 「Good!」 と 「No good」 に分けて掲載
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『インセプション』 映画レビュー
『 インセプション 』 (2010)

 
監  督 :クリストファー・ノーラン
キャスト :レオナルド・ディカプリオ、エレン・ペイジ、渡辺謙、
ジョゼフ・ゴードン・レヴィット、マリオン・コティヤール、トム・ハーディ、
ディリープ・ラオ、キリアン・マーフィ、トム・ベレンジャー、
マイケル・ケイン
 『ダークナイト』で人気を博したクリストファー・ノーラン監督のオリジナル脚本を、レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙ら豪華キャストによって壮大なスケールで映画化したSFクライム・アクション。
 コブ(ディカプリオ)は、人の夢に入り込み他人のアイデアを盗む技術を持つスペシャリスト。ある時、大企業の総裁・サイトー(渡辺)から最高難度のミッション「インセプション(アイデアの植え付け)」を依頼され……。
インセプション                                     
 

Good!

2時間半があっという間、ラストまで余計なシーンは1カットとてなし! 映画ファンが必見なのは当然ですが、娯楽映画としても気楽に楽しめて、観終わった後のなんとも言えない爽快感がとにかく心地よいです!

これほど衝撃的な物語は比肩できる作品がありません。鑑賞後は絶対に本作を観た人と語り合いたくなる作品です。観客を選ぶという点で評価が二分されるかも知れませんが、21世紀の公開映画の中では最高の作品ではないでしょうか。

「夢の中で夢を見る」という不可思議な世界がぐんぐん広がっていき、同時進行で複数の夢が展開していく…その見せ方が実にウマイ!

アバンタイトルから息もつかせぬ怒涛の現実破壊! 独自のルールで進行していくスリリングな演出! 迫りくる何重ものタイムリミットに、常時クライマックス! 思い出しても興奮する! レオナルド・ディカプリオは、苦悩や葛藤を持ったダンディーな男が似合う、良い役者になったなぁ。

それまで殆ど気に留めなかった小さなアイテムが、ラストで素晴らしい効果を生みだす。観た者の心に大きな波紋を残す演出は憎々しいほど秀逸。これだけ突飛なストーリーでありながら、破綻した部分、無駄な部分がない為、観ていてストレスは全く感じない。

こんな発想を思いつく者は少ない。思いついたとしても、形にできる者は少ない。形にできたとしても、実行できる者は少ない。類まれな才能とはこういうことを言うのだろう。

ノーラン監督のクソが付くほど真面目で硬質な作りは緊迫感を出すのに非常に効果的で、ラストシーンまで緊張感をなくさずにいられました。よくこんな突拍子もない話をハリウッド大作としてヒットさせたもんだ。この不思議な体験を映像化してくれたことを喜んだ人が、自分以外にも世の中に何万人もいると思います。

ハリウッド大作でこんなチャレンジングな作品を観れるとは。これ、ホントなら新人の監督が低予算のアイディア勝負で作る作品じゃないか?

無重力アクションの連発だけでは飽きてしまうところを、重層夢の構造的面白さ、アーキテクチャラルな絵の斬新さ、主人公のドラマをほどよく織り交ぜて、観客を置いてきぼりにしないように工夫されている。単体で見たら、どっかで見たようなシーン、使い古されたネタでしかないはずなのに、それを意識させない手腕に感心する。

3Dブームとなりつつある昨今で、徹底的に実写にこだわった映像にノーラン監督のプライドを感じた。このオリジナリティに溢れた展開をどうやって考えついたのか不思議でならない。


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No good

発想は面白いが、ストーリー展開がその世界観に追いついてない。「夢の中の階層」という子供騙しの技を使っているが、実態としてはただの銃撃戦&カーアクションがダラダラ続くのみ。このアクションシーンも陳腐で見応えがまるでなし。もっと知的好奇心をくすぐるような心理戦を期待してたのに……。

映像がすごいのは分かる。キャストも音楽も豪華だ。でもこの映画、敵に襲われてるはずなのにスリルやハラハラ感が無いのが致命的だ。途中で何度も眠くなった。

薄っぺらの脚本とキャラ設定、緩急の無い展開、一本調子の暗い空気感、ワンパターンのBGM、荒い音響ミキシング、ウリの映像効果も割と陳腐……ダメな点を挙げれば枚挙に暇がありません。流石にこりゃイカンでしょう。

夢だからどんな荒唐無稽な展開も許されるのはいいのだが、同時に「まあ夢だし」的な緊迫感のなさを感じさせられる。おかげでアクションシーンは素晴らしいのに、全て虚しく感じてしまった。

何故、夢の中に潜り込む仕事をしてるのか? 何故、今回の仕事がそれほどまでに重要なのか? 今回の仕事を完遂した後にはどんな結果が得られるのか? それらが全く説明されず、ただ漫然と映像を見せられる傍観者となるしかない作品。

渡辺謙の下手クソな英語と濃すぎる芝居は何とかならなかったのか。あの目つきは「目でお芝居」をしてるつもりなんだろうが、こっちが恥ずかしくなるほどダサい。

現実と非現実の境目があいまいです。はじめはターゲット個人の脳に侵入するイメージで観ていましたが、夢の設計した者がいたり、チームで行動したり…。長い上映時間、ずっと考え通しで疲れました。

映画はそれ自体がある種の夢なんだから、わざわざ複層にしてくれなくてもこっちは映画(夢)として見てるわけで。「現実だってしょせん夢だ」よりも「この夢はもしかしたら現実かもしれないよ」を志向して頂きたい。

設定ルールが細かすぎて、作る側に都合のいいようなズルさを感じるのが残念。夢の中の「何でもOK」具合が活かされておらず、監督の生真面目さがエンタティンメントとして裏目に出た作品。

登場人物の精神世界と現実世界が混在していて、いま居る世界がどこかをちゃんと把握しておかないと混乱する。しかも、夢の中の夢、その中の夢、その中の夢という3重、4重構造なので何度もクエスチョンが頭に浮かんでしまった。


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