プロフィール

映☆画太郎

Author:映☆画太郎
FC2ブログへようこそ!

カテゴリ

検索フォーム

おすすめ

洋画


邦画

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR

さも観たかのような映画レビュー
巷のレビューサイトを要約&集計。集計したレビューを 「Good!」 と 「No good」 に分けて掲載
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『毎日かあさん』 映画レビュー
『 毎日かあさん 』 (2011)

 毎日かあさん4 出戻り編 amazon
監  督 :小林聖太郎
キャスト :小泉今日子、永瀬正敏、正司照枝、矢部光祐、小西舞優、
田畑智子、 大森南朋、古田新太、光石研、鈴木砂羽
 漫画家の西原理恵子が自身の体験を基にした人気コミックを、小泉今日子と永瀬正敏の元夫婦共演で映画化した異色ホームドラマ。女性漫画家と元夫のカメラマン、6歳の息子と4歳の娘の日常が、鋭い毒気を交えて描かれる。監督の小林聖太郎は上岡龍太郎の長男。
 サイバラリエコ(小泉)は漫画家業と2児の子育てで大忙し。その夫ユタカ(永瀬)は戦場でのトラウマのせいでアルコールにおぼれ入退院を繰り返す。悪化の一途を辿る夫にリエコは離婚届を突きつけるが、その頃彼の身体は別の病にも冒されていた……。
毎日かあさん                
 

Good!

甘さのないストーリーなのにどこか陽気。笑顔が溢れています。楽しい子育てを中心に、つらいダンナのアル中の話はきれいにまとめてあります。

子どもたちが本当に子どもらしく描かれています。家族に支えられる喜びを味わえる作品でした。

リエコによるカモシダへのツッコミは愛情の裏返し。たくましさの中に温かさを併せ持つ役柄を小泉今日子が熱演しました。ワーキングマザーの方、ほのぼのストーリーが好きな方にお勧めです。

原作と比べるとやや間延びした印象があるのですが、あえてそのようにしたのかも知れませんね。だって本当の夫婦生活・家族生活は間延びしているものですから。

子供達をみて元気をもらいました。父役を演じた永瀬にもご苦労様と言いたいです。錯乱具合といい重い病いの身体といい素晴らしい役者です。思い通りに生きられない男を演じきったと思います。

全体的なトーンは重くなく、それが素直に感情移入できる要因だったのではないでしょうか。このことは『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』とも共通しています。

サイバラの表情から、夫と子供への愛情がよく伝わってきました。同じ時間を過ごすなら、泣くより笑って過ごすほうがいいという、普段忘れがちなことを改めて教えてもらいました。

妹役の子役が原作のイメージ通りでぴったりでした。古田さんと田畑さんも適役で、配役は成功していたと思います。「明日からもがんばって働こう」という気持ちにさせてくれる映画です。

元戦場カメラマンの夫が幻覚をみるのですが、戦場の恐怖がひしひしと伝わってきました。実話だけあって、ストーリーに説得力があります。

エンドロールのスナップショットも素晴らしく、鴨志田さんの気持ちが想像できて思わず泣いてしまいました。


    マンガ        アニメDVD        書籍          DVD


No good

思っていたほど泣ける部分も笑える部分もありません。個人差はあるでしょうが、観る人によってはかなり退屈な作品になると思います。

物語は決して悪くないんだけど、感動に欠けるというか、もう少し訴えかけてくるものがあれば良かったのに。

小泉今日子から西原理恵子の「肝っ玉」感がこちらに伝わってこなかったのが気になりました。作品中に小泉演じるサイバラの語りが入るのですが、ちょっと安易すぎるので工夫がほしかったところです。

そこそこ楽しむことはできましたが、映画としては完成度が低いです。どちらかというとテレビ向きな内容ですので、劇場に足を運ぶ必要はないと思われます。

1話完結ものを長編作品に作り替えるのはやはり難しい。もしやるのであれば、単純に子育て映画として構成し、時系列を産むべき。

笑うべきところであまり笑えなかった。マンガの笑いをうまく映画で活かせられなかったのでしょう。それと今どきの子どもってあんな感じなんでしょうかね。ちょっと現実離れしてると思いますが……。

先に浅野・永作の演技を観てしまったので、どうしても永瀬・小泉では見劣りしてしまう。公開順が逆だったらよかったのに…。

西原作品の特徴は深刻であろう人生を軽く受け流して表現するところにあります。しかし今作は深刻であろう事象をそのまま受け止めて表現しています。そういう意味で「毎日かあさん」とは少し違った作品になってしまったと感じました。

最後に泣けるシーンを作ってしまっているんだけど、そこはあっさりと通過させて事後の生活を描写するべきだったと思います。観衆へすりよる無難な演出をしたところに監督の自信のなさを感じました。

小さなエピソードの羅列が目に付いて一つのストーリーに仕上がり損ねています。本編よりエンドロールに話題が集まるということは、やはりその程度の作品だったということなのかも。


【関連作品】
『かぞくのひけつ』 (小林聖太郎監督)
『マザーウォーター』 (小泉今日子、光石研出演)
『転々』 (小泉今日子出演)
『東京タワー ?オカンとボクと、時々、オトン?』 (小泉今日子出演)
『さくらん』 (小泉今日子、永瀬正敏出演)
『涙そうそう』 (小泉今日子、大森南朋出演)
『陰陽師』 (小泉今日子出演)
『踊る大捜査線 THE MOVIE』 (小泉今日子出演)
『病は気から 病院へ行こう2』 (小泉今日子主演)
『稲村ジェーン』 (小泉今日子出演)
『快盗ルビイ』 (小泉今日子主演)
『子猫物語』 (小泉今日子声)
『ボクの女に手を出すな』 (小泉今日子主演)
『生徒諸君!』 (小泉今日子主演)
『紙屋悦子の青春』 (永瀬正敏出演)
『隠し剣 鬼の爪』 (永瀬正敏主演、田畑智子出演)
『贅沢な骨』 (永瀬正敏、光石研出演)
『誘拐』 (永瀬正敏出演)
『学校II 』 (永瀬正敏出演)
『男はつらいよ 寅次郎の青春』 (永瀬正敏出演)
『息子』 (永瀬正敏出演)
『バカヤロー!3 へんな奴ら』 (永瀬正敏出演)
『ミステリー・トレイン』 (永瀬正敏主演)
『みゆき』 (永瀬正敏主演)
『ションベン・ライダー』 (永瀬正敏出演)
『ホノカアボーイ』 (正司照枝出演)
『ぷりてぃ・ウーマン』 (正司照枝出演)
『どついたるねん』 (正司照枝出演)
『ブタがいた教室』 (田畑智子出演)
『ハッピーフライト』 (田畑智子出演)
『大停電の夜に』 (田畑智子出演)
『血と骨』 (田畑智子出演)
『お引越し』 (田畑智子出演)





スポンサーサイト

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。