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さも観たかのような映画レビュー
巷のレビューサイトを要約&集計。集計したレビューを 「Good!」 と 「No good」 に分けて掲載
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『ザ・ウォーカー』 映画レビュー
『 ザ・ウォーカー 』 (2010)

 
監  督 :アレン・ヒューズ、アルバート・ヒューズ
キャスト :デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン、ミラ・キュニス、
レイ・スティーブンソン、ジェニファー・ビールス、マイケル・ガンボン、
フランシス・デ・ラ・トゥーア、トム・ウェイツ、クリス・ブローニング、
ジョー・ピンギー
 文明が崩壊した終末的な近未来で、一冊の本を巡る戦いを描くサスペンス・アクション。ハリウッド屈指の演技派である『アンストッパブル』のデンゼル・ワシントンと、『レオン』のゲイリー・オールドマンが、息を呑む激しい戦闘を展開する。
 世界でただ一冊残った本を運び、30年間旅を続けているイーライ(ワシントン)。本に触れる者をためらわず殺していくイーライは、目的地も知らず、「西へ向かう」という手掛かりだけを頼りに歩き続ける。そんな中、彼の前に本を強奪しようとする独裁者カーネギー(オールドマン)が現れる。
ザ・ウォーカー                                    
 

Good!

バイオレンス要素が濃いので、男性向きの映画かもしれません。画面的にも暗く、セピア色が強調されたイメージなのですが、そんな退廃的な閉塞感が上手く雰囲気に合っていました。

シルエットのみの殺陣や、ワンカットで見せる銃撃戦など、戦闘シーンはかなり凝った作りになっている。悪玉のカーネギーに、どこか哀しさを感じました。

本の存在のどんでん返しに意表を突かれた。その意味を分かりながら観返すと、劇中の旅に「なるほど」と思えることや、「凄い!」と思えることが無数に散りばめられていることに気づく。なかなかに味わい深い映画でした。

ボロボロの世界を表現する圧倒的なビジュアル。文明の遺物に頼り細々と生活する人々の描写。暴走族が暴れ回る暴力的な社会。そして、悪党をぶった切る正義の味方のかっこよさ。それらが凝縮された、血沸き肉躍る映画。

活劇、思想、SF、旅、1つの作品にたくさんの要素が溶け合っている。音と映像の使い方も秀逸で、とても心に残ります。

どうやって撮ったのだろうと疑問と興味を抱かせる、奔放なカメラワークに脱帽。画面全体に占める「空」の巨大さが強く印象に残った。ここまでこだわった作品は他にないのではないかというくらい、大きな「空」を魅せてくれる映画。

ヒロインのミラ・キュニスが良い。第2のアンジェリーナ・ジョリーと言われるだけあって、小悪魔的な雰囲気を持った魅力ある女優。彼女のためだけでも観る価値がある。

ストーリー的にはよくある感じの映画だが、退廃的な世界観にメタリックなBGM、そして何もない広大な地平をひた歩くワシントンの姿は非常にカッコいい。体を拭くシーンで彼のお腹がボテっとしていたのはご愛敬(笑)。

ラストで主人公の秘密が明かされる場面は圧巻。彼のそれまで歩いてきた凄まじい道程、いくつもの戦いを考えると、まさに鳥肌ものの衝撃を受けます。

この作品において、「本の謎」はさして意味をもたない。コンビニ店員だったイーライが、世界を救うべく信念を持ち続けたことこそに意味がある。心の声に従い、迷うことなく歩き続ける彼。突き進む勇気があれば、どんな障害があろうとそこに辿り着けるのだ。


     DVD         Blu-ray         書籍          DVD


No good

宗教色が強く、日本人には距離感の掴めない作品だと思う。マッドマックス的な荒廃世界が舞台のB級アクション映画としか観れなかった。

粗い設定が少し気になる。アメリカの東海岸から西海岸まで、徒歩とはいえ30年も掛かるのは如何なものか。また、デンゼル・ワシントンがあまりにも超人的過ぎるのも説得力に欠けている。

久しぶりの悪役のゲイリー・オールドマンに期待していたのだが、目立った活躍があまりなかったのが残念。もっと銃を使ったハードアクションが観れると思っていたのだが……。

どれほどの撲滅活動があったか知らないが、活字が一冊も残っていないのは誰一人それを保護しようとした人間がいなかったということ。本が復刻されることにより世界が良い方向へ向かうような期待感もないし、伝えたいことが分からない。

もったいぶった冒頭の割に、後半の展開があっさり気味。確かにラストは意外だったが、ならさっさと本渡してよかったのでは? そもそも、あれだけ人を殺した主人公にあんなことを言われても……。

デンゼル・ワシントンのアクションはいい。だが、果たしてこの映画から信仰の意義や尊さを感じる人などいるのだろうか? 何だか信仰をダシにしてエンターテイメントを作りましたという感じ。

厚い信仰心がもたらす奇跡としてはスケールが小さ過ぎる。一冊の本を図書館に届けに行くだけなんだから。イエスの教えとは図書館に収めることではなく、布教することに意義があるはず。中身を丸暗記していたのなら、自分で説いて回ればいいのに。

終盤まで引っ張る謎は、サスペンスとしては成功している。が、終わってみると「何だそんなことか」とガッカリする。扱っている題材の割にはメッセージ性が弱い。

こんなに不愉快な映画は初めてかもしれない。宗教一色に染められたプロットに、ただただ呆れ返る。これがキリスト教徒のあるべき姿だと言うのなら、彼らにイスラム教徒を批判する資格はない。

物語序盤、主人公はレイプされ殺される罪の無い人達を「自分には関係ない」と見殺しにする。その盗賊に町で因縁を付けられると、いとも簡単に退治し、その後も無慈悲に虐殺を繰り返す。この欠落した倫理観は、世の宗教への皮肉なのだろうか?


【関連作品】
『フロム・ヘル』 (ヒューズ兄弟監督)
アンストッパブル』 (デンゼル・ワシントン主演)
『インサイド・マン』 (デンゼル・ワシントン主演)
『ジョンQ -最後の決断-』 (デンゼル・ワシントン主演)
『トレーニング デイ』 (デンゼル・ワシントン主演)
『タイタンズを忘れない』 (デンゼル・ワシントン主演)
『ボーン・コレクター』 (デンゼル・ワシントン主演)
『マーシャル・ロー』 (デンゼル・ワシントン主演)
『ラストゲーム』 (デンゼル・ワシントン主演)
『戦火の勇気』 (デンゼル・ワシントン主演)
『フィラデルフィア』 (デンゼル・ワシントン出演)
『ペリカン文書』 (デンゼル・ワシントン出演)
『マルコムX』 (デンゼル・ワシントン主演)
『グローリー』 (デンゼル・ワシントン出演)
『遠い夜明け』 (デンゼル・ワシントン主演)
『カンフー・パンダ2』 (ゲイリー・オールドマン声)
『バットマン ビギンズ』 (ゲイリー・オールドマン出演)
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』 (ゲイリー・オールドマン出演)
『エアフォース・ワン』 (ゲイリー・オールドマン出演)
『フィフス・エレメント』 (ゲイリー・オールドマン出演)
『スカーレット・レター』 (ゲイリー・オールドマン出演)
『レオン』 (ゲイリー・オールドマン出演)
『トゥルー・ロマンス』 (ゲイリー・オールドマン出演)
『ドラキュラ』 (ゲイリー・オールドマン主演)
『JFK』 (ゲイリー・オールドマン出演)
『シド・アンド・ナンシー』 (ゲイリー・オールドマン主演)
『ステイ・フレンズ』 (ミラ・キュニス出演)
ブラック・スワン』 (ミラ・キュニス出演)
『マックス・ペイン』 (ミラ・キュニス出演)
『呪怨 パンデミック』 (ジェニファー・ビールス出演)
『フォー・ルームス』 (ジェニファー・ビールス出演)
『フラッシュダンス』 (ジェニファー・ビールス主演)




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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画



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