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『J・エドガー』 映画レビュー
『 J・エドガー 』 (2011)

 
監  督 :クリント・イーストウッド
キャスト :レオナルド・ディカプリオ、アーミー・ハマー、ジョシュ・ルーカス、
ナオミ・ワッツ、エド・ウェストウィック、リー・トンプソン、
ジェフリー・ドノヴァン、スティーヴン・ルート、ジュディ・デンチ、
マイルズ・フィッシャー
 クリント・イーストウッドが、米連邦捜査局の初代長官として裏に表に権勢をふるったJ・エドガー・フーバーの生涯を描いた人間ドラマ。半世紀もアメリカを裏で支配した謎多き男の真実にディカプリオがどうはまるのか注目だ。
 弱冠29歳でFBI初代長官となったJ・エドガー・フーバー(ディカプリオ)は、歴代の大統領に仕え、半世紀にわたって法の番人としてアメリカをコントロールしてきた。しかし、フーバーには絶対に人に知られてはならない秘密があった……。
J・エドガー                                    
 

Good!

捜査において偉大な功績を残した大物を坦々と描いている。ドラマティックな演出を避け、それでいて人物像を深く掘り下げる構成力。

ディカプリオの熱演に胸が熱くなった。年齢の違いをよく演じ分けられていた。年を経るごとに深い演者になってる気がする。歴代の大統領役の人たちもそっくりだった。

J・エドガーは科学的根拠から犯人を捕まえるという基礎を築いた先進的な人物。アメリカの歴史を学べるほか、FBIの成り立ちも知ることができます。

日本人にジョン・エドガー・フーバーは馴染みが無いので、あくまで米国人向けに作られた映画だとわきまえたうえで楽しむべき。アメリカに混在する恐怖心と虚栄心をうまく表現していると感じた。

深い理解力が必要なところもありますが、ユニークな表現も挿入されていて最後まで楽しむことができました。

自由という課題を軸に、FBIの功罪とアメリカ国民の目線を映画人・イーストウッドが描く。自由のための不自由。不自由からうまれる自由。

ジュディ・デンチはいつもうまい。イーストウッド作品全般にいえることですが老人をうまく使って物語を形成するなぁと感心します。

音楽の使われ方。あえて多くを語らず、主人公をありのままに描く姿勢。救いのある演出。イーストウッドらしさを随所に垣間見ることができた。

斬新な捜査方法を取り入れたフーバーと老いても権力を保持しようとするフーバー。彼の変化をもってアメリカの遷り変わりをあらわしているように感じました。

老いたエドガーを哀愁深い一人の身近な人間に思えたのは…あれはイーストウッドの意図なのだろうか…。秘書のヘレンからはエドガーを想う母性を感じました。観て損はない作品だと思います。


     DVD          書籍          書籍          書籍


No good

プライベートな部分をあれほど挿入する意味はあったのだろうか。そこは闇であったとしても作品は成立しただろう。いや成立させなければならなかったのでは…。

観る前にフーバー長官のことを予習しておくと楽しみ方がぐっと広がります。時代背景も知っておくといいでしょう。それだけ日本人には理解しづらい部分もあるということですが。

イーストウッドらしさに欠ける作品。もっと強い愛情や信念を感じられる作品かと思っていたが。フーバーの内面を、もっとえぐれば素晴らしい映画になったかも。全体的に淡白に描きすぎた。

ディカプリオはよくフーバーを演じきったと思うけど、そもそもイメージがフーバーとかけ離れているので可哀想。老け役やってるときも声が若いままだったのは残念。

この映画にイーストウッドが直接携わる必要はなかったんじゃないでしょうか。イーストウッドが指揮するにはテーマが薄い気がしました。

展開に緩急がなく、マンネリから逃げたい気持ちと、最後まで観なくてはという義務感の葛藤になった。老年と若年を行ったり来たりするストーリー構成は別段構わないけど、この作品で取り入れたことは失敗。

監督が巨匠クラスになってもまだ、宣伝に使える役者を主演に選ばなければならないのか…。ディカプリオが駄目だとは言わないが、この役は違うだろう。

この作品はイーストウッドに手掛けてほしくなかったかな…。後半はやや冗長で上映時間を短くしたほうがよかった。ただ、見せ所はちゃんと用意されていて、歴史を語る映画としてではなく、フィクション作品として観ると面白い。

主人公に光と陰をつけることには成功している。しかし陰の部分を強調させる意図がミエミエで素直に共感できない。むしろ陰を全面的に前に出せば見方も変わったかもしれない。回りくどく目標地点に誘導する姿勢は、文化人ならではの滑稽さ。製作側の薄い思考が露骨に出てしまった作品。

イーストウッドは依然として映像と音楽には長けているが、観衆の気持ちを高ぶらせる基礎的な力は衰えはじめたのかもしれない。彼自身も疑問を感じつつ、そして疑問を打ち消しつつ映画作りに携わっているのでは。


【関連作品】
ヒア アフター』 (クリント・イーストウッド監督)
インビクタス/負けざる者たち』 (クリント・イーストウッド監督)
グラン・トリノ』 (クリント・イーストウッド監督主演)
『硫黄島からの手紙』 (クリント・イーストウッド監督)
『父親たちの星条旗』 (クリント・イーストウッド監督)
『ミリオンダラー・ベイビー』 (クリント・イーストウッド監督主演)
『マディソン郡の橋』 (クリント・イーストウッド監督主演)
『許されざる者』 (クリント・イーストウッド監督主演)
『ダーティハリー』 (クリント・イーストウッド主演)
『夕陽のガンマン』 (クリント・イーストウッド主演)
『荒野の用心棒』 (クリント・イーストウッド主演)
インセプション』 (レオナルド・ディカプリオ主演)
『ブラッド・ダイヤモンド』 (レオナルド・ディカプリオ主演)
『ディパーテッド』 (レオナルド・ディカプリオ主演)
『アビエイター』 (レオナルド・ディカプリオ主演)
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』 (レオナルド・ディカプリオ主演)
『ギャング・オブ・ニューヨーク』 (レオナルド・ディカプリオ主演)
『タイタニック』1997年 (レオナルド・ディカプリオ主演)
『ロミオ+ジュリエット』 (レオナルド・ディカプリオ主演)
『ギルバート・グレイプ』 (レオナルド・ディカプリオ出演)
『ソーシャル・ネットワーク』 (アーミー・ハマー出演)
『ポセイドン』 (ジョシュ・ルーカス出演)
『ステルス』 (ジョシュ・ルーカス主演)
『キング・コング』2005年 (ナオミ・ワッツ主演)
『21グラム』 (ナオミ・ワッツ出演)
『ザ・リング』 (ナオミ・ワッツ主演)
『マルホランド・ドライブ』 (ナオミ・ワッツ主演)



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