プロフィール

映☆画太郎

Author:映☆画太郎
FC2ブログへようこそ!

カテゴリ

検索フォーム

おすすめ

洋画


邦画

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR

さも観たかのような映画レビュー
巷のレビューサイトを要約&集計。集計したレビューを 「Good!」 と 「No good」 に分けて掲載
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』 映画レビュー
『 インシテミル 7日間のデス・ゲーム 』 (2010)

 
監  督 : 中田秀夫
キャスト : 藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、阿部力、武田真治、石井正則、平山あや、大野拓朗、
片平なぎさ、北大路欣也
 米澤穂信の本格ミステリー小説を『リング』の中田秀夫監督が映画化。巨額の報酬を求め館にやってきた10人の生き残りゲームが始まる。「死ぬか、稼ぐか。」
高額な時給に釣られ、10人が「暗鬼館」に集まった。仕事の内容は、館での7日間を監視されるだけ。何も起きなければ全員が大金を手にするはずだったのだが、2日目に銃殺による死者が出る。
インシテミル


Good!

次に何が起こるのかが全く読めず、とてもハラハラして観れました。おどろおどろしくも実はちゃっちいセットは、逆に恐怖感をそそられます。カチャカチャと動くアナログメーターが不気味でした。

色々とツッコミどころはあるのですが、テンポが良く中だるみもなかったので最後まで飽きずに観られました。石原さとみが藤原竜也に弛緩剤を投与したシーン。石原さとみまで一緒にフラフラになっていたのは何だったのかしら(笑)。

映画が始まって5分ほどで実験開始、次々と事件が起こっていくのでスピード感はかなりある。映画としてはゲーム設定の面白さが全てだが、かなりグイグイと引き込まれた。

ゲーム内容は至ってシンプル。人を信じることができれば、大金を手にできる。しかしそれが難しい。一度疑いを持ってしまうと些細な言動すら怪しく思え、やがては排除に乗り出してしまう。そんな疑心の怖さを克明に描いた、心理サスペンスの傑作。

気弱なダメ男をやらせると藤原竜也は抜群! 自然と感情移入させてくれます。ラストの彼の行動にはスカッとしました。

後から明かされる事実の数々に衝撃を受けた。この手の設定やストーリーが好きな人ならば、まず楽しめるかと思う。石原さん、上手くなったなぁ。

ストーリーは多少強引だが、豪華なキャスト陣の演技のパワーで押し切ったという感じ。特に、武田真治の狂気に満ちた芝居がいい。北大路欣也の役どころもなかなか興味深かった。

B級作品をうまく一級品に仕上げたという印象。人がギャーギャーわめかないし、血がドバドバ出るわけでもない。ストーリーに自信があるので、そういう箇所を過剰描写する必要などないのだろう。

次は何が起こるんだ? 誰が死ぬんだ? そんなスリルに終始ドキドキできた。ありがちな展開だがそれ故に分かりやすく、頭をフル回転させなくてもストーリーやキャラを理解できる。お気軽に楽しめる、良質の娯楽映画。

感想を見ていると、「殺人に至る動機が曖昧」「閉じ込められただけで殺人をするはずがない」という声を多く耳にする。そんな人には、もう一度冷静にこの映画を振り返ってみることを勧める。自分が登場人物らと全く同じ心理に陥ってしまっていたことに気付くだろう。まんまと騙され、インシテイルのだ。


     DVD        DVD & Blu-ray    DVD & Blu-ray      文庫


No good

展開が読めすぎてドキドキ感がありません。ストーリーの重要なポイントは、全部序盤で全て予想がついてしまいます。こういう作品は、観客の裏をかいてこそだと思うのですが……。

原作の優れた部分が活かされていない。心理ゲームが核のはずなのに、説得力が根こそぎ削られている。ラストも曖昧で、後味も悪かった。

7日間の心理戦を描くのに、107分は短すぎた。疑心暗鬼になっているくせに人を疑っていないかのような行動は理解不能。結果、矛盾だらけのお粗末なご都合主義になってしまった。題材は面白いのに非常に残念。

登場人物たちの推理が浅過ぎる。事件現場に遅れてきたから犯人! ミステリ好きだから犯人! 凶器を手に持っていたから犯人! 短絡的な思考回路で人殺し扱いしていく彼らの頭は大丈夫なのだろうか。

残酷な殺人ゲームを通して、人の欲深さや醜さを描きたいのは分かる。しかし、いかんせん食傷気味。こういうアプローチ以外にこの手のテーマを問題提起できないのだろうか。

藤原竜也の演技は、『カイジ』そのまんま。怯えてワナワナする芝居がワンパターンで、役者としての引き出しのなさが完全に露呈してしまっています。昔は上手い役者だと思っていたのですが……。

この設定で何故ここまでつまらなくなるのか。ある程度の非現実的な設定には目を瞑るとしても、仮にも命の奪い合いをしているのだから、もっと緊迫感がないといけないだろう。数え切れない矛盾を黙殺し、優しい目で観てあげないとまず楽しめない作品。

単なるホリプロ所属タレントの宣材映画。顔ぶれは豪華だが、登場人物に大した掘り下げがないので、本当に画面に映っているのを眺めるだけ。酷すぎます。

ダラダラした画作りにイライラする。編集の切れはサスペンスの命だろうに。緊迫感が致命的に欠けており、小津安二郎の平穏なファミリードラマで殺人ゲームをやっているという感じ。ある意味斬新。

推理要素、人間の心理、ガードなどの装置、その全てが「雑」の一言で片付けられる。人数や展開等、原作に手を加えたのが完全に裏目に出てしまった。ただ、予告編だけは評価したい。面白そうに見えたのだから。


【関連作品】
『リング』 (中田秀夫監督)
『女優霊』 (中田秀夫監督)
『カイジ 人生逆転ゲーム』 (藤原竜也主演)
『デスノート』 (藤原竜也主演)
『バトル・ロワイアル』 (藤原竜也主演)
『おっぱいバレー』 (綾瀬はるか主演)
『僕の彼女はサイボーグ』 (綾瀬はるか主演)
『雨鱒の川』 (綾瀬はるか出演)
『座頭市 THE LAST』 (石原さとみ出演)
『わたしのグランパ』 (石原さとみ出演)
『大停電の夜に』 (阿部力出演)
『子猫の涙』  (武田真治主演)



スポンサーサイト

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://movie0407.blog106.fc2.com/tb.php/87-e6015b08
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。