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『ホワイトアウト』 映画レビュー
『 ホワイトアウト 』 (2009)

 
監  督 :ドミニク・セナ
キャスト :ケイト・ベッキンセイル、ガブリエル・マクト、トム・スケリット、
コロンバス・ショート、アレックス・オローリン、ショーン・ドイル、
ジョエル・ケラー、ジェシー・トッド、アーサー・ホールデン
 グレッグ・ルッカの人気ノベル「ソードフィッシュ」をドミニク・セナ監督が映画化したサスペンス。『アンダーワールド』『ヴァン・ヘルシング』のケイト・ベッキンセイルが主演を務める。
 米国南極観測所で唯一の連邦保安官キャリー(ベッキンセイル)。彼女が任期を終えようとしたある日、観測所内で殺人事件が起きる。キャリーは帰還の飛行機が出る3日の間、事件を捜査することになるのだが…。
ホワイトアウト


Good!

吹雪でほぼ全ての視界を奪われる現象「ホワイトアウト」。その自然の脅威を巧みに取り入れた撮影手法は見事。主人公と犯人の格闘シーンも見応えがあり、なかなか楽しめました。

南極の恐さやを語るシーンなど、要所要所の描写が効果的で手際の良さを感じる。薄味にならずに上手くテンポを踏んでいるし、キャラクターも立っている。

とにかく南極の映像が美しい。オーロラをはじめとする白銀の風景は、思わず見惚れてしまうほど荘厳でした。ストーリーは若干平坦でしたが、詳細部分までよく作りこまれていて感心しました。

ホラー映画が好きな身としては、どうしても傑作『遊星からの物体X』を連想してしまうのだが、アクション色の濃いミステリーという印象。ベッキンセイルの演じる主人公が魅力的で、凍傷やホワイトアウトなど南極の極限空間を活かしたアイデアもオリジナリティに富んでいる。

背景がとても美しい。見終わったあと、森林浴でもしてきたかのように、心身とも癒された。

南極を「巨大な密室」に仕立て、その条件を巧く生かした演出と展開になっている。良質のミステリーでありながら、ロープを使ったアクションなど、「動」の部分にも十分な緊迫感がある。

主演のケイト・ベッキンセイルがただただ美しい。冒頭のシャワーシーンだけでも、この映画は観る価値があると思う。まさに彼女を堪能するための作品。

撮影中は本当の南極よりも気温が下がっていたとか。出演者は寒い演技をする必要がないくらいだったとか。さらには寒さ対策に、カメラに加熱装置を付けて撮ったとか。そういうリアルな撮影状態が、画面から滲み出ています。

閉鎖された狭い世界の中に渦巻く、裏切りや欲望という人間の醜さ。その中で酷い目に遭いながらも健気に奮闘する主人公に感情移入すること間違いなし。

観てるだけで寒さが伝わってきます。ストーリー的にも何度も波があって、退屈することなく楽しめました。この人が犯人でしょ? という予想を裏切られる、意外な結末にも大満足でした。


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No good

大した謎解きもなく、最初から怪しい人物がそのまま犯人でした。大ドンデン返しのラストだったようなのですが、はっきりいって予想の範囲内というか、そのまんまというか……もう少し捻ってもらいたいです。

南極でのミステリーサスペンスと聞いていたのだが、あっさり系の刑事物という感じだった。犯人も簡単に分かってしまうので、もうちょっと工夫が欲しかった。

舞台が極寒の南極である以外は、ごく普通のミステリー映画。南極という美味しい舞台装置がありながら、上手く使い切れていない気がする。

登場人物たち一人ひとりの説明がないので、把握するのに苦労させられます。ストーリーの流れも明らかに色々と端折られており、とても分かりにくいです。殺人の動機にも大きく不満。

いくら南極だからって、あれだけ吹雪ばかり見せることないのでは? ストーリーにも整合性がなく、記憶に残らない凡庸な映画という印象。

中だるみが酷く、サスペンス感がゼロ。ミステリー物なら様々な伏線を張り、視聴者に推理を楽しませるべきなのでは? そういう趣向が全くない時点で、推理サスペンス物としての魅力がごっそり失われている。

良くも悪くも、作品としての味がない作品。普通の登場人物、普通の事件、普通の犯人、普通の動機……特殊なのは南極という舞台だけ。いわゆる「予告編詐欺」というべき映画。

導入部は期待感があったのだが、その後の展開は退屈。ラスト近くのブリザード内での格闘シーンは誰が誰だか分からず、非常に観辛い。

せっかく南極という売りがありながら、その地の利を主人公も、そして製作者たちも活かし切れていない。舞台が違えば、何の変哲もないただの殺人事件で終わってしまうのは如何なものか。

限られた捜査時間、殺害の方法、主人公のトラウマなど、ストーリーを盛り上げるべき要素がことごとく陳腐。唐突に事実が判明したり、必要以上にグロテスクなシーンがあったり……これも監督の手腕なのだろうか。


【関連作品】
『ソードフィッシュ』 (ドミニク・セナ監督)
『カリフォルニア』 (ドミニク・セナ監督)
『トータル・リコール』2012年 (ケイト・ベッキンセイル出演)
『アンダーワールド』2003年 (ケイト・ベッキンセイル主演)
『パール・ハーバー』 (ケイト・ベッキンセイル出演)
『エネミー・ライン』 (ガブリエル・マクト出演)
『コンタクト』 (トム・スケリット出演)
『シングルス』 (トム・スケリット出演)
『リバー・ランズ・スルー・イット』 (トム・スケリット出演)
『トップガン』 (トム・スケリット出演)
『エイリアン』 (トム・スケリット主演)
『愛と喝采の日々』 (トム・スケリット出演)
『M★A★S★H マッシュ』 (トム・スケリット出演)



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